香気成分であるジャスモン誘導体について
壮年性男性型脱毛症の原因は、還元酵素(5 a −リダクターゼ)によって「テストステロン」が『ジヒドロテストステロン』に変換されるためだと一般的に知られています。そこで、この壮年性男性型脱毛症を改善し、育毛剤や育毛サプリメントなどが開発・製造・販売されているのですが・・。
香気成分であるジャスモン誘導体には、「5a−リダクターゼ」の強い阻害作用を持っているため、育毛剤成分としての期待が大きいことが分かりました。そこで、星薬科大学の中澤裕之教授とヴェ・マン・フィス香料株式会社が産学協同研究を行うこととしました。
香気成分であるジャスモン誘導体は、光学異性体であることが多いために、活性を持たない他の異性体が香りや皮膚への刺激など、好ましくない影響を与えるために開発のネックになっているのです。しかし幸いにも、テルペン系化合物の液体クロマトグラフィーによる分離技術が確立したことにより、施光度計の組み合せにより光度純度測定が容易になりました。そこで、この技術を利用して光学純度の高い活性体を用い、育毛剤としての効果を試験したのです。
テルペン系化合物を育毛剤の香料および有効成分として利用
この研究において対象としたサンプル中「d1-2」、「d1-3」、「d1-4」、「5−テトラメチル−2−シクロペンテノン」には、男性型脱毛症に対する育毛の効果が確認されました。さらに、香りの評価においてもヘアートニックに最適なカンファリックな香りを呈することも明らかとなったのです。
その後ひき続き、テルペン系化合物を育毛剤の香料および有効成分の一つとして利用が可能か否かについての研究・評価を続けています。
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育毛剤の有効成分および香料成分が含まれていた
私見ですが、「育毛効果のある香料成分」というよりも、ある化合物に「育毛剤の有効成分および香料成分が含まれていた」というだけのような気がするのは私だけでしょうか!?(笑)
次に紹介するのは『育毛効果のあるインドのハーブ』についてです。もちろん育毛効果には個人差がありますが、これからご紹介するインドのハーブに間違いなく“育毛効果がある”とは言い切れませんので、あしからず。